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【茨木市の歯医者】これって歯周病?症状やなりやすい人の特徴とは
こんにちは。
茨木市の歯科・歯医者【ながたデンタルクリニック】です。
歯ぐきが腫れたり、出血が多かったりすると「もしかして歯周病なのではないか」と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回のコラムでは、歯周病の症状や歯周病になりやすい人の特徴を解説します。
歯周病の症状チェックリスト
歯周病は、歯垢の中に含まれる細菌の毒素の影響で、歯ぐきに炎症が起きる病気です。
歯ぐきの腫れや出血のみならず、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまうことがあります。
初期の段階では気づくことが難しく、症状が現れるころには悪化しているため注意が必要です。
次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。
1.朝起きたときに、口の中がネバネバする
2.歯磨きのときに出血する
3.硬いものが噛みにくい
4.口臭が気になる
5.歯肉がときどき腫れる
6.歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
7.歯がグラグラする
当てはまる症状があれば、歯科を受診するようにしてください。
(参照:厚生労働省 eヘルスネット「歯周疾患の自覚症状とセルフチェック」より) >
歯周病になりやすい人の特徴
歯周病になりやすい人の特徴は、以下のとおりです。
歯磨きが不十分な人
ブラッシングが丁寧でない人は、歯垢がたまってしまいます。
お口の中に細菌が増殖して歯肉炎になり、歯周病のリスクが高まります。
喫煙している人
喫煙も歯周病になりやすい原因の1つです。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させる作用があります。
歯ぐきの血行が悪くなると、酸素や栄養が十分に行きわたりません。
そのため、歯周病菌が増殖しやすくなります。
日本臨床歯周病学会によると、歯周病にかかる危険は、10年以上吸っていると4.3倍、1日10本以上喫煙していると5.4倍に上昇し、重症化しやすいとの報告があります。
妊娠中の人
歯周病菌は女性ホルモンを栄養源とするため、妊娠中は注意が必要です。
妊娠中は、女性ホルモンが増加し、唾液の中和する力が減少します。
そのため、歯周病(妊娠性歯肉炎)やむし歯になりやすい傾向があります。
糖尿病にかかっている人
歯周病は、糖尿病の合併症の1つです。
糖尿病になると唾液の分泌量が減少し、お口の中の細菌を洗い流す作用が弱くなります。
さらに、糖尿病により免疫細胞である白血球の機能が低下するため、歯周病になりやすいといわれています。
歯周病を予防するために歯医者に行こう
歯周病は自然に治る病気ではありません。
気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。
【ながたデンタルクリニック】では、予防ケアに力を入れています。
いつまでも健康な歯でいられるようにお口の環境を整えるサポートをしております。
また、平日は20時まで(火曜日のみ18時/木曜日定休日)、土曜も18時まで診療を行っていますので、普段お仕事や子育てなどでお忙しい方にも通いやすいクリニックです。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。